Ubuntu 18.04.4をインストールする(1)

新しくPCを購入し、Ubuntuを動かしたかったのだが、意外に嵌まった(というかまだ嵌まっている)のでその記録を残しておくことにする。

PCのスペックはこんな感じ。パソコン工房さんで買ったやつ。

PCスペック CPU: Ryzen 5 3600
GPU: GeForce RTX 2060
Storage: SSD(NVMe)+HDD
MotherBoard: B450
Network: USB外付けWi-Fi (Buffalo WI-U2-433DHP-BK)

ちなみに、私はLinux歴はそれなりに長い(最初に触ったのはRedHat 4とかそのあたりなので、20年以上)が、最近は仮想マシンとして使う以外は使っておらず、まともにインストールしたのは久々。

準備

特に難しいことはしていない。

Ubuntu起動…

DVDを挿して起動…しない。こんなメッセージが出てる。

[    4.703985] tpm_crb MSFT0101:00: can't request region for resource [mem 0xda55b000-0xda55efff]

 調べて見ると、BIOSTPMセキュリティを無効にするとよいらしいとのこと。

askubuntu.com

ただし、そのTPMセキュリティの設定ってのがどれかわからなかったが、「Advanced」メニューの「Security Device Support」という項目のすぐ上に「TPM 20 Device Found」と書かれていたので、「Security Device Support」がその設定だろうと思ってそれをDisabledにした。

再度、Ubuntu起動…

気を取り直して、再度Ubuntu起動…しない。関係しそうなのはSSDRyzenかRTXか…よくわからなかったが、RyzenのPCではBootオプションが必要という指摘あり。

qiita.comここに書かれているように、Ubuntuのブートオプションの最後に「nomodeset」を追加した。(ちなみに、ブートオプションを編集するのは、GRUB画面でeを押せばよく、編集したものを実行するのはCtrl-Xで可能)

Ubuntu起動!

ようやく起動した。起動が確認できたのでインストール。ちなみにここで、最初はスワップ領域をつくろうとしていたが、今はUbuntuスワップファイルを使うらしいことがわかり、つくるのをやめた。

あと、インストール時にウインドウが画面をはみ出して見えないことがあるが、「Super」(要はWindowsボタン)を押しながらドラッグすると見える。これもちょっとしたはまりポイント。

 

今日はここまで。次の嵌まりポイントはネットワークなのだがそれは次回。ネットワークがまったくつながっていない状態でUbuntuで外付けWi-Fiを動かしている人ってあまり多くないのか、そのものズバリの解決策が出てこなかったので、思ったより時間かかりました。